その他(犬)

ペットの粗相、床の汚れから解放宣言! カスタムバキュームのすすめ

毎日の生活の中で、液体調味料をこぼしたり ペットが粗相をしてしまったり、

なにかと面倒な拭き掃除の機会がよくあると思います。

しかも念入りに掃除したつもりでも シミになってしまったり、

においが残ってしまったり ((+_+)) ちょっと計算してみたのですが、

1日あたりの拭き掃除時間は やんちゃな犬を2匹飼っている我が家の場合 

1日 合計 (1回2.5分×15回=37.5分) てことは年間だと?

(1日 37.5分×365日=136875分)228時間以上!! 1日あたりの活動時間を

16時間と仮定すると毎年14.3日近く つまり1年のうち半月近い活動時間ひたすら

床を拭いている計算に(;´Д`) なんという時間の無駄・・

こんな苦労から解放される方法って何かないのだろうか?

カスタムバキュームに至ったいきさつ

日々考えながら試行錯誤していたわけですが、ここにきて ちょっとした発想の転換で、

一つの答えに行きつきました! それは「家の床 丸洗い」という発想。

そもそも拭き掃除にこだわるから面倒になる。 いっそ サッと洗ってしまえたら・・・

そこでまず、自分が取り掛かったのは汚れやすい部屋のクッションフロア化。

クッションフロアの貼り方についてはネットにあふれている情報を参考にDIY !

簡単な作業(専用両面テープで張り付けるだけ)だったのでここでは省略しますが、

我が家は耐久性・防水性・信頼性を考えて 「サンゲツ」さんの

木目調クッションフロアにしました。  

これを床全面に貼ることで丸洗い可能な床が完成しました!

(注意)つなぎ目の部分は、しっかり専用接着剤で密着。

問題は洗った後の水をどう排水するか。 ブラシでゆっくり飛び散らないように

こするまではいいのですが、これを水引でバシャバシャやると壁に飛び散って

しまう ((+_+)) そこで白羽の矢が立ったのが「バキューム掃除機」!

水もゴミもなんでもかんでも気にせずガンガン吸い取れる優れもの!!

自分はやっぱり老舗「STANLEY」さんのバキュームにしました。

米国で170年以上の歴史を誇る 信頼と実績のバキュームです(^^♪

しかしこれだけではまだまだ不便、なんせこのバキューム大容量20L

なのはいいのですが、なんせ大容量だけに満水時は重い(;´Д`)

しかも一部屋丸洗いすると2~3回持ち上げて排水しにいかないといけない・・

「なんとかこの手間をゼロにしたい」・・・そして思いついたのが バキューム本体に

排水コックを装着し、部屋の中に排水ステーションを自作する! という発想。

さっそく道具をそろえて作業に取り掛かります!

バキュームカスタム

まずはスタンレーさんのバキューム! 単純構造でプラ製なので非常にカスタムしやすい!

いろいろ付いてきますが、基本的には ホース・通常ノズル・スポンジフィルター 

しか使いません。なぜか吸水ノズルより通常ノズルのほうがガンガン吸水するという(;^ω^)

箱が多少ボコられて届きましたが、中身は無傷で一安心! タフさを証明したかった

のでしょう。雑な梱包もアメリカらしくてステキですね ♡ (´▽`)!

こちらは肝心の排水ユニットの材料。内径20mmでそろえました。

20mmあれば詰まることはすくないでしょう。

こんな感じで組み立てる予定。↓

黄色い矢印の所がバキュームの壁を通る部分です。赤矢印のパーツは、

100均のガーデニング用品(ハンギングバスケット)2つ合わせて簡易フィルターにします。

水漏れしないように すべて同径の物を買ってきたのでこれをギッチギチにギリ入る

位まで少しずつ削ります。 排水ユニットのグラつきを予防するために 

写真右側の排水側はコックパーツの長さを短く切断しました。

こちらはフィルターパーツの加工。 ハンギングバスケットには片方だけ

配管がギリ入るくらいの穴をあけます。自分は穴あけ工具を持っていないので、

ハンドドリルでチマチマ貫通させました(;´Д`) フィルターへ挿入する配管も

フチが飛び出ていたので フラットになるように削ります。

穴が開いた側のハンギングひもを外し、配管を通して あとは2個を重ねて

耐候性ロックタイで固定したらフィルターユニットの完成!

お次は バキュームの穴あけ工事、排水溝を通す重要部分なので慎重に('◇')ゞ

小さいドリルで円形に点々と穴を開けたのち、大き目のドリルで拡張。

その後小さいドリルで高速回転しながら切断。 配管専用 穴あけ工具あったら

速攻なんですが あまり使う機会少ないから我が家ではこの方法で代用しています(^^♪

排水用配管を通し していきます。 上の矢印のビスは

フィルタ固定用ロックとして使います。バキュームの壁が

思ったより薄いかったので後ほど補強の必要がありそう ( ゚Д゚) 

フィルタを装着! 吸水面を広く作ったので目詰まりしにくく、しかも簡単脱着で

お掃除も楽 ♪ 

外側の排水コックも取り付けしますが・・・やはり壁が薄いせいでグラグラ

安定しません(>_<) 対策を考えつつ次の作業へ。

今まで仮で組んでいたパーツを塩ビボンドで接着していきます。バキュームとの

接点部分も念入りに接着!

そして忘れちゃいけない防水加工。できれば耐候性シーラントが良かったのですが、

なかなか手に入らずこれで我慢(;^ω^)

水漏れしないよう念入りに隙間を埋めていきます。 グラつき対策を

思いついたので、あえて両サイド部分はシーラントを少なく塗ってあります。

フィルターロック用のビス回りもちゃんと防水♪ こういう細かい所も

埋めておかないと漏水の原因になります。

そしてグラつき対策のかなめになるのが このステンレスL字ビス!

こんな感じで先端をグラインダーで削り

このように両サイドから補強します。ねじ込む前に全素材対応型の強力接着剤で

下塗りしてから固定します。 バキュームの壁面がカーブしているので 

それに合わせてステーを曲げるのがけっこうてこずった・・

そして忘れずにステー回りも防水!

あとは3日放置してシーラントが硬化したらバキュームカスタム完了!

排水ステーション設置

お次は排水ステーションの製作! 排水効率を考えて、少し大きめの

ホースを用意しました。

まずは窓の外の雨水を流すパイプに穴をあけホースを挿入。

網戸の端っこをターボライターで溶かしてギリホースが通るだけの穴をあけます。

続いて室内側 排水ステーションの組み立て。 先広がりのL字配管をホースに接続、

さらに一回り大きい先広がりの配管コネクターをその上に接着します。

注意点としては、排水ステーションの高さは バキュームの排水溝の高さ

と干渉しないように削って調整します。

裏表両面を塩ビボンドで固定した後にしっかりシーラントで防水加工。

こんな感じで完璧ジャストフィット! これで排水ステーションは完成です。

部屋丸洗いしてみた

まずはいつでも簡単に水洗いできるようにこれを購入設置しました ↓ 

デッキブラシの先端から放水できる優れもの。

そして忘れちゃいけない手元コック ↓ 

そしてこんな感じで常時解放した水道ホースを手元蛇口付デッキブラシに接続!

この手元蛇口付デッキブラシを部屋の片隅に立てかけておけば、いつでも

スティック掃除機感覚で部屋を丸洗いできます(^^♪ 手元の水栓ひねれば 

簡単にブラシから放水しながら洗浄できます♪ ↓ 

手元で水流調整もできるので、かなりいい感じで洗えます(^^♪ 

部屋以外でも窓やベランダ掃除でも重宝しそう☆

そしていよいよバキューム登場! 吸い取り開始!!

さすが1200W!ガンガン吸い取ります♪ 仕上がりは ↓ 

荒拭きした位まで吸い取れました !(^^)! 乾燥した日なら30分で完全乾燥するレベル!

そして 感動したのが汚れ落ち ↓ 

汚れていないように見えても丸洗いするとこんなに汚れが取れました!

時短で簡単に部屋丸洗いできてしかも手拭きよりずっと高効率!!

排水ステーションもしっかり機能しました。

部屋 丸洗いした後は排水ステーションに戻ってコックを開放しておけば

次の使用時には空になっていて、わざわざ重い汚水タンクを捨てに行く手間もゼロです♪

1週間使ってみた感想としては・・・・想像以上の機能性を発揮してくれています!

雨が吹き込んだ時や愛犬が食べ物の汁を飛び散らかした時等、とにかくいつでも

丸洗い&バキューム吸水!そして排水ステーション 速攻で解決です(´▽`)

これから使用していく中で改善点を見つけしだい改良を加えて少しずつバージョンアップ

していこうと思います。

(追記)

排気口の向きがモロ使用者方向になっているので、排気が自分に吹き付けてくる問題が

発覚。 排気口にプレートを設置することで解決! 

(追記2) 

分解式ノズルが抜けやすいことが判明。分解することはないので、ネジと接着剤で固定。

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