ホーリーバジルという植物をご存じですか？
西洋ではその名の通り神聖なハーブとして、東洋でも魔除けや神の化身として
大切にされている植物です。
アーユルヴェーダでは不老不死の万能薬として ↓
- 風邪
- 頭痛
- 胃痛
- 心臓病
- 糖尿病
- 鎮痛作用
- 抗菌・抗ウィルス作用
などの効果があるとされ、他にも 放射線汚染や白内障にも予防効果が
期待されているそうです。
ヒンズー教でもトゥルシー（比類なきものの意味）と呼ばれ
ラクシュミーという神の化身として崇拝されています。
インドのお寺や 家の周りなどにホーリーバジルが植えられているのは
魔除けの意味があるそうです。 科学的にはオイゲノールという成分が
高濃度で含まれているため、自然の鎮痛剤のような作用や 血糖値の減少・
炎症を抑えるなどの効果も期待できるそうです。
また ホーリーバジルは精神安定作用も強く、抗うつ剤に匹敵するほどの
抗不安作用も確認されています。 世界中で神聖視され、西洋でも東洋でも
その効果が注目されていて ついでにスピリチュアル系の人たちからも
支持されている奇跡の植物！
これだけ絶大な支持を集めているホーリーバジル、ぜひ自分でも育ててみたいと思い
早速取り寄せてみました。
環境があっていたのかスクスク育ち、枝数も増えてきたので
挿し木で増やしてみることに。
まず 長い枝の先端を15ｃｍくらい切ってメネデールに30分程浸けます。
そしてプランターに5ｃｍ間隔位に挿していきます。
密に挿している理由は 今までの挿し木の経験上、バジル系のハーブの場合
挿し穂のうち根が付くのは20～40％くらいです。
つまり初めからそのつもりで多めに挿しておけば、枯れた分を間引きして
最終的にちょうどいい間隔になります。 しかし結果は・・・
全部根付いてる ( ;∀;) 万能薬と言われるだけあって すさまじい生命力！
試しにメネデールを少し混ぜた水で水挿しにもチャレンジしてみると、こちらも
見事に全部発根！！ その後も順調に育ち いい感じの苗になりました♪
そして庭の花壇に植えなおしてから わずか1カ月・・・
こんなに こんもりと仕上がりました！！ 花壇からゴッソリはみ出ています(;^ω^)
ちなみに 土質によって色や開花速度が変化するのか 肥料分少な目な花壇に
植えたホーリーバジルは こんな感じに花盛り。
しかも葉っぱの色まで全然違います。 奥が深い・・・
育ててみた実感としては少し過酷な環境で育てたほうがよく育ち
香りも良質になるような気がしました。
- 水かけは週に1～2回
- 土は栄養少な目
- 置き場所は 日差しが ガンガン照り付けの厳しい所
- 切り戻しは頻繁に
そしていよいよ収穫の時 摘み取るたびに何とも言えない素晴らしい芳香が(*´▽｀*)
バジルという割に スパイシーなバニラ系？ な不思議な香りがします。
しかしこれは確かにものすごく心が落ち着く香り・・
本当に医療用として使っていいレベルの精神安定作用(*´ω｀)
日が暮れるまで花摘みしていたい・・・
収穫したホーリーバジルは これまた余すことなく利用できます。
まず 葉っぱはピザやパスタにそのままハサミで切って振りかけます。
自家製ハーブピザ ↓ バジルは焦げやすいのでチーズの下に振りかけます。
こだわりの白神こだま酵母仕込みです (^^♪
ピザの場合はオレガノとローズマリーをMIXするといい感じの香りに仕上がりました！
花はすし酢に浸けてホーリーバジル ビネガーを作ります。
普通のすし酢に2週間ほど漬け込むだけで 鮮やかなワインレッドの薫り高い
ナチュラルドレッシングの完成！ 体に優しく浄化作用抜群！！
（材料 すし酢とホーリーバジルの花のみなのに異常においしい！）
新鮮なパリパリレタスにめちゃくちゃ合います♪
くきは乾燥させて自家製燻製を作る時にウッドチップに混ぜておくと
いいアクセントになってくれます (^^)/
ホーリーバジルをお香として使っている国もあるようですが、確かに
燻している間 家中が温かい懐かしい香りに包まれます。（田舎の
夕暮れ時みたいな香り）
また、葉っぱを乾燥させるとハーブティーとしても利用できます！
ノンカフェインでリラックス効果が高いのでお休み前にもおすすめです♪
デトックス効果や免疫力UPなどの効果もあるそうです。
食用・飲用・魔除け・開運・スモークチップ と、かなり利用用途の多い
ホーリーバジルですが、プランター等でも簡単に栽培できて しかも
挿し木でどんどん増やせるので興味がある方はぜひ育ててみて下さい(^^)
手軽にアロマとして取り入れたい場合はエッセンシャルオイルもあるようです ↓
就寝前やリラックスタイムにホーリーバジルティーをとりいれてみては ↓